北側斜線的、屋根の傾斜 -形状を考える-
我が家、土地ギリギリサイズで家を建てます。
また、小屋裏収納の関係から屋根は3.5寸を選択中。
そのため、否応なしにかかる北側斜線。
その対策と形状を考える。
北側斜線の回避
北側斜線とは。。
は、まあ検討されてる人ならご存知かと思います。土地によって出てくる北側の高さ的縛り。
家を建てるにあたってこのルールは破れません。
ってことで我が家はこんな形状になっています。
右側が北になります。
3.5寸を伸ばしきると北側斜線にかかるためそれを回避する意味で北側切り下げています。
北側(右側)の屋根の形状は北側斜線には関係なく、自由になります。
そこが今回の検討ポイント。
北側屋根の形状を考える
前項の通り、北側の屋根は自由に形状を考えることができます。
先ほどの絵では、中心に向かって3方向から向かっていますが以下の3案が考えられます。
- フラット屋根
- 3.5寸の片流れ屋根
- 3方向から中心に向かう屋根
概要とポイントは以下のとおり
フラット屋根
これは当初設計さんより提案頂いた形の屋根。
屋根っていうか壁だけ作って、一段低い防水処理されたフラットな面になるそうな。
イメージは学校の屋上。
この形だと間違いなく登る。2Fの親寝室あたりから上る。
3.5寸の片流れ屋根
これは南面からまっすぐ伸びている屋根が反対からも伸びてくるイメージ。
屋根が互い違いになるイメージですね。
こちら参考イメージありませんorz
3方向から中心に向かう屋根
こちらは片流れ風ながらも、東西の一部分が中心に向かってる屋根。
つまりこのイメージ
なんかださい。。
勝手な個人的感想です。
南側は片流れなのに北側はそうじゃない、なんかごちゃごちゃした感じになってます。
これは辛い。
メリット・デメリット
これら選択肢を並べてみましたが、この部分には
- 太陽光は乗らないし
- 小屋裏収納はつかない
- 登れるわけでもない
と、見た目以外で住人に影響する部分は特に無しです。
見た目だけで判断していいのかな?と思います。
ただし、フラット屋根に関しては寝室ベランダから登れる。ってメリットなのかデメリットなのかわからない問題があります。。
まとめ
結果として、主に見た目で選択します。
すると、「フラット」vs「片流れ」となるわけですね。
で、その中でフラットには「子供が絶対登る」(というか親が登りたい)と明らかに危険なポイントがあります。
そのため、現在図面としては存在しない3.5寸片流れが北側斜線による北部屋根形状の有力候補となります。
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