上棟後54日頃:その2あわや省令準耐火構造が・・
上棟後54日目第2段。省令準耐火について。
この日久しぶりに設計士の方がやってまいりました。どうやら施工状況の確認に来ていただけたようです。ありがたい事ですね。
その中でちょっと怪しい場所を発見してしまったようです。いったいどこでしょうか。
怪しい場所
怪しい場所はコチラ
ここは、作り付け懸垂器具用の補強です。
200kgに耐えられる位の作りをしているので、補強の為石膏ボードの代わりに木材利用しています。コレがイカンらしい。
と言いますのも、省令準耐火構造の中には
- 外から火災が入り込むのを防ぐ構造
- 中から火災が燃え広がるのを防ぐ構造
ということで、家全体、隅から隅まで壁や天井を石膏ボードで覆うのが必須。
その為、このように木材で石膏ボードを削ってしまうと省令準耐火構造では無くなってしまうそうです。恐ろしや。
対策
ここで省令準耐火構造で無くなってしまうと、無駄に火災保険が値上がったり、家の価値が下がってしまいます。そんなことは誰も望みません。
ってことで早速対策してもらいます。
結果・・・
石膏ボードで覆われ直しました(/・ω・)/
パテ埋めする場所がちょっと増えただけでしたね。なんにせよ気づいてもらえてよかったです。
影響
木材で下地を作っていた箇所を石膏ボードに変えてしまって200kg支える予定だった懸垂棒に影響があるのか?
ちょっと不安でしたが、ここは長めのネジで深めにビス打ちしてもらうことにしました。インパクトドライバでガンガン締めてもらいましょ。
元々大工さんは、工事を円滑にすすめるため石膏ボードをしこたまのせる台座みたいなものを家の中に作ったりします。
これもよく見るとネジ数本で壁に打ち込まれているだけで、11~14kgもある石膏ボードを10数枚載せています。つまり長めのネジにはそれだけ耐える力があるわけですね。
我家の参考例、よく見ると20枚以上乗ってそうね
まとめ
我が家の無駄にコダワリポイント、見た目最悪実用性重視な作り付け懸垂バーは二転三転しながらもなんとか食らいついております。
この流れでなんとか日々の運動習慣を守りぬきたいトコロです。
次回は上棟54日その3、タイルチェックです。
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